建物売却後にアスベスト(石綿)除去費用を請求されるトラブルを防ぐためには、事前にアスベスト(石綿)調査が必要です。
アスベスト(石綿)除去費用で大きな損をしないためには、事前にアスベスト(石綿)調査が必要です。
建物解体やリフォームを行う前には、アスベスト(石綿)調査が義務付けられています。
アスベスト(石綿)は、天然にできた鉱物繊維で「せきめん」「いしわた」とも呼ばれています。石綿は蛇紋石族と角閃石族に大別され、以下に示す6種類があります。そのうち、わが国で使用された代表的な石綿は、蛇紋石族の白石綿(クリソタイル)と角閃石族の茶石綿(アモサイト)、青石綿(クロシドライト)です。
石綿は、極めて細い繊維で、熱、摩擦、酸やアルカリにも強く、丈夫で変化しにくいという特性を持っていることから、建材(吹き付け材、保温・断熱材、スレート材など)、摩擦材(自動車のブレーキライニングやブレーキパッドなど)、シール断熱材(石綿紡織品、ガスケットなど)といった様々な工業製品に使用されてきました。
しかし、石綿は肺がんや中皮腫を発症する発がん性が問題となり、現在では、原則として製造・使用等が禁止されています。その発がん性は次のようになります。
建物にアスベストが使用されているかを調査します。図面や設計図書などの資料で確認する「書面調査」と現地で建物を直接確認する「目視調査」を行います。
書面調査と目視調査でアスベストの使用有無が判断できなかった場合、建物から検体を採取して、アスベストの使用有無やアスベストの量を調べる分析を行います。
アスベストが飛散しないよう法令遵守を徹底して、建物の状況やアスベストの危険レベルなどに応じた適切な方法でアスベストを除去します。
建物から除去したアスベストは、飛散しないよう万全の対策を施した上で現場から撤去し、処分場へ運搬後、産業廃棄物として適切に処分します。